綿流し編

 あのおどろおどろしいオープニングはなし。

 日曜日,町で部活動。町のおもちゃ屋のゲーム大会に参加。

 学校の部活。罰ゲームはメイド服で1位の荷物をお持ち帰り。

 父親に連れて行かれたエッチなコスチュームのファミレス(エンジェルモート)で何故か魅音がバイトをしていた。恥ずかしがる魅音。と思ったら,彼女は魅音じゃなくて妹の詩音だった。しかし本当は魅音ではないのか?

 家庭科の授業はカレー作り。
 カレーに命賭けている知恵先生...ちえ先生...シエル先生?(^^;)
 夕方詩音からお弁当の差し入れ。中身は魅音が作ったハンバーグの残り。

 圭一が詩音がバイトをするエンジェルモートに忘れた鍵を取りに行く途中,ごろつきに絡まれてしまう。助けに来たのは魅音詩音
 ごろつき3人を無言で取り囲む雛見沢の住人達。
 ここで大石刑事が登場。
 やはり大石刑事と魅音詩音?)との間にはなにかがある様子。

 何故か圭一と接触することが多詩音からエンジェルモートの新作デザート食べ放題に誘われる。

 雛見沢の人間に睨まれたら「鬼隠し」にあって消えてしまうという大石の言葉。

 「魅音が傷つけられた」と言うレナ
 しかし,そのすぐ後で「何の話?」と翻す。
 これもやはり多重人格の証拠ではないのだろうか?

 エンジェルモートのデザートフェアで絡まれている詩音を助けようとして逆にボコられてしまった圭一は,
レナ沙都子梨花の3人を助けに呼ぶ。
 この3人は絶対に敵に回してはいけないな。特に梨花は。
 もし,この時の詩音が魅音だとしたら,何故彼女達は気が付かなかったのだろう?それとも知っていてとぼけていたのだろうか?

 魅音を傷つけたのは圭一らしい。しかし,その理由がわからない圭一

 詩音は実在の人物で,本当に魅音の双子の妹。
 
それじゃどこまでが詩音でどこまでが魅音だったのか?

 綿流しの祭りの前日。
 
魅音すら敵わない詩音
 カメラマン
富竹と看護婦鷹野さん登場。
 「今年は警察のお世話にならない綿流しになるといい」という
鷹野さんの言葉。
 
富竹の口から「オヤシロさまの祟り」という言葉。
 「今年は誰が死んで誰が消えるんでしょうね」という
詩音の言葉。
 
詩音達から4年前から続く綿流しの日に起こる人死にの話を聞く。
 オヤシロさまの祟りは人間の仕業ではないかと話す
鷹野さん。
 「雛見沢の人間の犯行だという証拠がある」と話す
詩音
 「一人が死んで一人が消える」のはオヤシロさまの怒りを静めるための生け贄。
 雛見沢の言い伝えや伝説が好きだという
鷹野さんも普通の人ではない様子で,綿流しの夜に生け贄の儀式で使われた祭具を見つけだそうとしている?

 お祭り当日。
 いつもの5人で屋台巡り。そこに
詩音が合流。

 開かずの祭具殿の中に鷹野詩音圭一の3人が忍び込む。富竹は見張り役。
 
何故詩音は雛見沢の人間ならば祟りがあるとわかっているはずの祭具殿の中に一緒になって忍び込んだのだろう?

 鬼ヶ淵沼は地の底の鬼の国につながっている沼。
 雛見沢の昔の名前は鬼ヶ淵村。村人は鬼の国から追放された鬼達と共存していた。
 村人達は人喰い鬼の血を引いている。
 「鬼隠し」は鬼達による人肉を食べるための誘拐行為。
 「綿流し」は「腸(ワタ)流し」で人喰いの宴のこと。
 祭具殿に収められている祭具は解剖道具。
 でも,もっと恐ろしいのは残酷な話を嬉々として話す
鷹野さんだな(^^;)
 雛見沢には昭和初期までまだ「腸(ワタ)流し」の風習が残っていた?

 詩音は祭具殿の中で物音を聞いたというが,圭一は聴いていない。

 
大石刑事曰く,園崎家はやくざ。詩音魅音の父親はやくざの大幹部。

 詩音からの電話で昨夜,富竹鷹野さんが死んだということを知らされる。
 
富竹の死に方は前シナリオと同じだが,鷹野さんが焼死体で見つかったところは異なる。これもオヤシロさまの祟りか?
 二人が死んだのならば二人が消える。その二人とは
詩音圭一
 しかし,実際に行方不明になっているのは村長。

 梨花ちゃんから「ぼくがなんとかしてあげる」と頼もしいお言葉。
 彼女はすべて知っている様子で,「富竹と鷹野のことは忘れるように」と言われる。
 そして「魅音のこともそっとしておくよう」にとも....
 勘違いの犬さん=村長を噛んだ犬さん
 
梨花はいったい何を知っていたのだろう?「勘違いの犬さん」とは誰のことなのだろう?「勘違い」ということは,村長を行方不明にした者は間違いでやってしまったということなのだろうか?

 詩音から「最近監視されているような気がする」と電話がかかってくる。
 綿流しの夜以降,
魅音の様子がおかしい。
 
大石は一連の連続怪死事件を園崎本家が中心になった村ぐるみの犯行と思っている。村人達とって園崎家は自分達のために汚い抵抗運動をやってくれたダークヒーロー的存在。魅音はその中心となって行動していたという。
 
魅音のことが良くわからなくなってしまった圭一
 
詩音は村長に例の件を打ち明けたことを話す。だから村長は殺されたのだと。

 梨花に何度電話をかけても出てこないため,レナと一緒に梨花の家(沙都子も一緒に住んでいる)へ行く。
 そこに
魅音も合流する。
 
梨花沙都子も親がいない(オヤシロ様の祟りのため?)
 行方不明になっている
悟史沙都子の兄。
 「沙都子はオヤシロさまの祟りを一身に受けた,呪われた子。梨花が消えたのも沙都子のせい」と話す
魅音魅音も二重人格なのか?
 
梨花沙都子も家にはいない。警察も捜索するがその日は手がかりなし。

 村長と梨花は祭具殿の鍵を簡単な南京錠に変えたから祟りにあったという噂。
 「御三家の人間が相次いで消されている。次に消えるのは園崎家の実質的な当主である魅音ではないか」と話す
大石

 園崎家の当主のみが「鬼」の字を名前に使える。魅音の名前の中にも鬼。
 御三家の名字にも「鬼」がこめられている。
 
魅音の母親は園崎本家から勘当されている。
 
魅音の母親はゲーム本編には出てこないけれど,いったいどこで何をしているのだろう?

 詩音が村長に例の件を打ち明けたというのは状況的に不可能?。
 
詩音は綿流しの翌日に失踪している。それじゃあ電話で話したのは誰?
 夜,また
詩音から電話が。
 「村長のみならず梨花達ももう殺されてしまったのではないか」と事も無げに話す
詩音
 圭一の詰問に不気味な笑い声を残して
詩音は電話を切る。
 
もしかしたら魅音が詩音になりすましていたのではなく,逆に詩音が魅音になりすましていたのでは?

 「圭一が悪いことをすぐに認めて魅音ににちゃんと謝っていたら,梨花も沙都子も消えずにすんだのかな」と話すレナ
 
レナは一連の事件の主犯が魅音だと言う。
 
魅音に謝りに行くという圭一に付き添うレナ
 家の前で待っていた
大石に魅音の件を伝える。
 
どうしてレナは魅音が主犯だと気が付いたのだろう?もしかしたら,これもレナと魅音が圭一にそう思わせるべく仕組んだことなのではないだろうか?もしそうだとしたら理由は?

 魅音に自首を促すために園崎本家へ向かう圭一レナ
 園崎本家を取り囲む警察。
 園崎家当主として
圭一達の質問に答える魅音
 明治以降数々の差別迫害を受けてきた雛見沢の村人達。
 終戦後雛見沢を復興させる原動力となったのが
魅音の祖父と祖母。
 祖父は731部隊にいた?
 「人肉缶詰事件」祖父等が闇市で売りさばいた缶詰は軍が作った人肉の缶詰だったという噂が流れ,このことでまた雛見沢の村人達は迫害をうけるようになる。
 このことが雛見沢の村人の結束を固める。
 雛見沢村を再び鬼ヶ淵村のように崇められるに足る神聖な存在にすることが鬼ヶ淵村の末裔の悲願であり,「鬼」を継ぐ園崎家当主の宿命。
 この5年間の事件の中心に自分がいたという
魅音
 
圭一には手を出さなかったのは何故?
 
魅音は自首する前に30分だけ圭一と話をさせてほしいと頼む。
 
圭一と腕を組みたいと願う魅音は可愛らしいけど....(^^;)。
 園崎家の山の中に隠された場所。そこは園崎家が作った現在でも綿流しの儀式ができる秘密の場所。
 みんな私がここで殺したと話す
魅音
 そして,
梨花沙都子の死体は井戸に捨てたという。
 祭具殿の中にあった拷問道具は鬼ヶ淵村の戒律を破った者を見せしめに惨たらしく殺すための道具。
 
詩音が閉じこめられている牢屋の前で圭一を襲う鬼の魅音
 
詩音がいつものように魅音のことを名前で呼ばず「お姉ちゃん」と読んでいたのは何故?
 もしかしたら詩音と魅音が逆になっていたのでは?

 
圭一魅音の中に眠っていた鬼を目覚めさせた「すべてを狂わせてしまった元凶」だと話す魅音
 あのとき人形を渡していればこうならなかった。「
魅音」を泣かさなければ鬼は目を覚まさなかった。
 拷問を始めようとした
魅音だが最後に圭一を助ける。
 
「今度魅音が現れてもそれは鬼である」とはどういうことなんだろう?
 突入してきた警察に助けられた
圭一詩音魅音はその場から逃亡する。
 
詩音はショックのため精神に異常をきたす。
 
何故「人形を手渡さなかったから」という理由で魅音の中に眠っていた鬼が目覚ましたのだろう?
 「魅音」は後々警察がやってくるだろうことを想定して圭一と話をしてしていたような気がする。だからすぐには殺さずに色々と時間をかけていたのではないだろうか?

 事件後,圭一は家族とともに雛見沢村を離れることになる(園崎の意思もあるらしい)。
 
圭一は深夜自宅を訪れてきた魅音にナイフで刺されるが一命は取り留める。
 
詩音はマンション8階から落ちて死亡。

 入院している圭一の元に大石が訪ね,井戸が見つかり死体が見つかったことを話す。
 「梨花のポケットから注射器が出てきた」
 
この注射器の中身はなんだったんだろう?『鬼隠し編』のあの注射器との関連はあるのだろうか?
 そもそも何故梨花と沙都子は殺されなければならなかったのだろう?

 「園崎魅音の死体も井戸から見つかった」。
 
魅音はあの日逃げようとして井戸に転落して死んだらしい。
 
ということは,圭一を刺したのは誰?詩音が圭一を刺し,その後でマンション8階から落ちたというのだろうか?そもそも井戸の中で死んでいた魅音と,マンション8階から落ちて死んだ魅音のどちらが本物の魅音で,そしてどちらが詩音だというのだろう?
 
鷹野もまた発見されたときには死後24時間を経過。つまりお祭りの前日の晩に死んでいることになる。
 ということは,鷹野は行方不明(鬼隠し)ではなく何者かに殺されたということになるのでは?もっとも,この焼死体が本物の鷹野であるか否かどうかは不明なのですが....

 ベッドの下から血まみれの魅音の手がのび....そして...という場面でend。

祟殺し編

 腸を引きずり出され,耳と鼻を削ぎ落とされ,両手両指にびっしりと五寸釘を打たれた若い女性の死体がどぶ川から発見される。
 これは『綿流し』の拷問=殺人の方法ですね。

 両親が都合で不在になることから自炊を余儀なくされる圭一
 昼食時の話の流れから,部活として明日はお弁当勝負をすることになってしまう。が,しかし,
圭一はそれまでほとんど炊事などしたことがなく,米の炊き方すら知らない状態。
 自炊があわや火事になろうかとするところを自宅を訪れた
梨花沙都子に助けられる。
 何故か
沙都子が夕飯を作ってくれることになり,そして3人で夕食をとる。
 家出した兄
悟史の帰りを待つ沙都子

 翌日のお弁当勝負は梨花沙都子圭一がそれぞれ自分で作ったものではないため3人の負けとなる。
 「みんなで一緒です。誰も一人でなんか死なせないのです。」という
梨花の言葉がいやに意味深に聞こえちゃいますね(^^;)。

 知恵先生のCGは....やっぱりシエル先生だ(^^;)。

 夕食は沙都子に作ってもらうことになってしまう。一緒にスーパーに買い物に行き,楽しそうな沙都子
 それでもトラップを仕掛けるのを忘れないのは
沙都子らしいというか...(^^;)
 
沙都子の笑顔のために兄の代役を務める決意をする圭一

 それにしても,圭一の父親って...どんな画家なんだ?
 イベントは参加毎に必ず壁で行列って.....(^^;)。

 沙都子から緊急呼び出しがあり,急いで町へ行くと,それはケンカではなくて野球の試合。なのにゴルフクラブを持っていってしまった圭一はずいぶんおバカに見えたことでしょう(^^;)。
 
どうも圭一という人は頭が良い割に思いこみが激しい部分があるみたいですね。
 相手チームのピッチャーはなんと甲子園出場選手だが,交渉術に長けた
圭一の甘味攻撃ですっかり攻略されてしまいます。しかし,ケーキであそこまで語るのは天才的だね。さすが梨花から「口先の魔術師」と言われるだけあります(^^;)。
 そして
沙都子の仕掛けとホームランにより逆転勝ち。
 「罠は最後にひとつ,本当にさりげなくらいで十分。」
 
これもなんだか意味深な言葉ですね。
 ここで「監督」こと
入江医師が初登場。
 試合に勝ったらバーベキュー大会という約束があったので,みんな燃えていたわけだ。
 しかし,この人もなんだか随分アブナイ人のようです。メイドフェチ?

 バーベキュー大会当日。
 
入江監督から沙都子の過去の話を聞く。
 両親の事故。
沙都子の目の前で両親が展望台から落ちてしまった。
 
圭一沙都子に幸せになって欲しいと願っている入江監督と「絶対に彼女を泣かせたりしない」と約束する。
 その場に
詩音登場。このシナリオでは,圭一とはすでに周知の仲(街で偶然に出会ってとんでもない目にあったらしい)。詩音は雛見沢ファイターズのマネージャー。(「興宮」の誤記が)
 今日のゲームの罰ゲームはエンジェルモートの制服着用。
 
圭一の「悟史が「転校」した」という言葉に目の色を変えて怒る詩音
 
悟史と詩音の間にかつて何かあったのか?
 「レナはなかなか嘘にひっかからない」とは
梨花の言葉。

 「(悟史は)ある日から家に帰ってこない」「家出でもない...これはオヤシロさまの祟り」と話すレナ
 また,
レナは,悟史が消える前に「誰かに見張られている...寝るとき枕元に立って見下ろしている」と話していたことも話す。
 「オヤシロさまな,雛見沢を捨てて逃げ出そうとする人を絶対に許さない。私は謝ったが,悟史は謝らなかった,だからオヤシロさまの祟りにあった」と話すときの
レナは異様な感じ(ひぐらし化?)。
 
沙都子悟史の親はダム誘致派のリーダー的存在だった。
 
レナの前でも悟史の話は慎むように言われる。レナオヤシロさまの祟りにあったことがあるらしい。

 どうも好奇心が圭一を窮地に追いやっているふしがあるようですね。

 惨殺死体で発見されたのは間宮リナ(本名律子)。
 S号=園崎関係。
 キャバクラ嬢であり,組の上納金に手を付けていたらしい。
 ヒモの名前は
北条鉄平。主婦撲殺事件の仏の主人。つまり沙都子の叔父である。

 朝,梨花が遅刻をする。沙都子は欠席?元気のない梨花
 「例え明日(楽しい日々が)終わっても悔いがないように,精一杯楽しく生きるのが正解」と話す
レナ
 彼女は楽しい毎日がたった一日を境に終わってしまうことを知っている。

 昼休み,大石に話しかけられ(この時点では圭一は彼が何者か知らない),心の奥底がぞぉっと震え,嫌悪感を感じた圭一
 沙都子に会いたいと話す
大石
 
大石は何故か前原家のことを良く知っている。
 「敵を作らない方が良い。思わぬ所で不利益を受けるかもしれない。妙なところで買った恨みが信じられないところで帰ってくるかもしれない」と言って
圭一の肩を締め付ける大石
 そこに
入江監督が現れ,圭一を助ける。
 
大石蔵人が不幸とか不吉といった平穏を乱す何かを運んでくると思う圭一
 
大石は以前から沙都子につきまとっていたらしい。
 
このシナリオにおける大石はずいぶんと性格が悪いというか黒いように思えます。

 両親を失った沙都子悟史は叔父夫婦の元に引き取られるが,全財産を奪われるだけでなく虐待を受ける。 その頃は日がな一日土気色の顔でぼ〜っとしていたという沙都子
 去年叔母が殺され,オヤシロさまの祟りを恐れた叔父は逃げ出して雲隠れしてしまう。
 
大石だけがオヤシロさまの祟りを巡る一連の事件が解決していることを認めようとしない。
 村人達は
大石のことを「オヤシロさまの使い」と呼ぶ。彼がその年の祟りの犠牲者を決めていると思っているらしい。

 3日連続で学校を休む沙都子
 後輩の
富田君と岡村君から沙都子の叔父北条鉄平が雛見沢に帰ってきているという話を聞く。沙都子の欠席の原因はこれか?
 昼休み,登校してきた
沙都子は元気を装っているが,圭一達は彼女の様子に違和感を感じてしまう。
 叔父によって家に連れ戻されてしまった
沙都子は,いじめられながら家事をやらされているらしい。
 部活にも参加せず帰ってしまう
沙都子
 裕福な園崎家が
沙都子を引き取れないのは,沙都子が北条家だからか?
 それにしても,怒った
レナほど怖いものはありませんね(^^;)。
 
これも二重人格のためなんでしょうか?
 
沙都子に何もしてやれない自分達の無力さに落ち込む圭一達。

 家で叔父から無慈悲にこき使われている沙都子
 年端もいかない娘に酒やらつまみやらを多量にしかも自転車で買いに行かせるとは,鬼畜だね。
 
沙都子の手のひらに痣が。他にも虐待の痕が
 「今だけ我慢しろ」という
入江監督。
 
この「今だけ」というのはどういう意味なんだろう?すぐに叔父が姿を消すことが入江監督にはわかっていたのだろうか?
 「明日まで頑張れる」と言う
沙都子
 
悟史が家出をしたのは沙都子の誕生日。
 圭一は「私の分まで沙都子の力になってほしい」と入江監督から頼まれてしまう。
 「あの家で悟史の帰りを待つのが沙都子の生きる理由」

 朝,寝坊した圭一は,遅刻ついでに遠回りして通学する途中富竹と出会う。
 神社には
鷹野さんの姿も...今年は誰が祟りにあうのかと話す二人。
 「今年は北条鉄平が祟りにあうのでは」と話す
圭一
 
鷹野さんはオヤシロさまの祟りは雛見沢の人間が何かの儀式に基づいて行っている人為的連続殺人だと考えている。そして彼女は誰が祟りの相手を決めて実行するかも知っているらしい。

 知恵先生から沙都子の事を訊ねられた圭一は,逆に絶対に助けるよう知恵先生に激しく詰め寄る。
 
このシナリオの圭一はやけに直情型というか激情型の性格のような気がします。
 結局
沙都子のことは公的機関にゆだねることに。
 放課後,
圭一は園崎家次期当主としての魅音北条鉄平に祟りをあたえるよう頼むために魅音の家に行く。しかし,魅音は祟りと園崎家の関係を否定する。

 翌朝,沙都子は登校するが,児童相談所には何もないと虐待の事実を否定して断ってしまったらしい。
 
梨花から沙都子の件で児童相談所に通報が行ったのは3度目だという話を聞く。
 
沙都子の死んだ父も義理の父で,その義理父を陥れるために嘘の虐待話を作って児童相談所に電話をしたこともあるらしい。小さい頃の沙都子は嘘つきでどうしようもない子供だった。
 
何故沙都子は叔父をかばうような事を言うんでしょう?

 和やかなムードで昼食をとっていたが,圭一沙都子の頭をなでると,沙都子は過剰に嫌がり,嘔吐する。「ごめんなさい」と誰にでもなくひたすら謝り続ける沙都子
 
沙都子に声をかける圭一を「うっさいなああああ!黙ってろって言ってんでしょおおお!」と怒鳴りつけるレナ。怒ったレナはやっぱり恐ろしいですね(^^;)。しかし,この場面を見ると,ますますレナが二重人格ではないかと思えるんですよね。
 壊れてしまったかのような沙都子だが,しかし,教室に先生が来ると,一転して何事もなかったかのようにふるまう。
 
魅音の「私たちが...無力だから....!!」という言葉を聞いて何かのスイッチが入ってしまった圭一。魂が頭の上のほうに浮き上がる感覚。不思議な開放感。
 
これは精神的にイッちゃったってことのように思えるんですが....
 そして,
圭一は沙都子の叔父を抹殺するという決意をし,完全犯罪の方法について考えを巡らす。それも自然に。オヤシロさまの代わりに沙都子の叔父に祟りを与える。
 意識を失った
圭一が目を覚ましたとき,圭一の目に怯えるレナ達。
 
レナ達は何故圭一の目を見て怯えたのでしょう?

 事件が発覚しなければ,「起」を起こさなければ,それは完全犯罪。
 
沙都子の叔父をいかに殺しいかに処理するかを考えた圭一は,武器は北条悟史の金属バットを使用し,殺害場所は沙都子の家の近くの林道。死体を埋めるのは森の中と決める。

 夜,魅音沙都子を祭りに連れ出すように頼むが何故か魅音の様子がおかしい。
 「私,嫌だって言ったじゃない。私なんかに押しつけられても困る。」
 「綿流しの夜だけって言って,結局ずっとだった...でも,おあいこかな...私,あなたとの約束,守ってないから...あの子はずっとほったらかしだしね」「あれからずっと帰ってこないのに,あの子のことをもう一度押しつけるためにまた電話してきたんですね」
 どうやら
魅音は電話の相手が悟史だと思っているらしい。というのも,悟史が1年前の今日まったく同じ電話をしたから....。また,魅音の話によると,1年前の沙都子の誕生日に悟史はプレゼントのぬいぐるみを買ったはずだという。
 
となると,悟史は東京へ逃げたわけではない。このぬいぐるみはどこに消えたか,そして悟史はどこに消えてしまったのだろう?

 綿流し当日。圭一は穴を掘りながら昔のことを思い出す。
 小学生の頃に塾で受けた試験で,実は
圭一はとても頭の良い少年であることがわかる。ただし,意味を持たない問題に非常に弱い。塾通いにより勉強が楽しくなる圭一だが,しかし,他の人間とうまくいかなくなってしまう。
 転校初日から
沙都子のトラップの洗礼を受ける。
 
いろいろあり,引っ越して環境を変えるといい....というが,一体圭一に何があったのだろう?

 穴を掘り終えた
圭一沙都子の叔父を電話で呼び出す。そして逃げまどう沙都子の叔父を土砂降りの雨の中撲殺し,バイクと金属バットを鬼ヶ淵沼に捨てる。
 しかし,隠してあったシャベルが暗闇のために見つからず,死体も予定の場所からかなり離れた場所になってしまう。シャベルとランタンを取りにいったん家に戻った
圭一は「自分は沙都子のために良いことをしたのだ」と涙を流す。
 死体を埋めた帰り道,
鷹野さんに会ってしまう。足を捻挫した圭一鷹野さんのクルマに乗せてもらうが「死体はうまく埋められた?」と言われてしまう。どうらや彼女らしい冗談のようだが。
 そして,
鷹野さんのクルマの中には富竹のものと思われる自転車が...しかし彼女は否定する。
 帰り際「私とあなたは今日出会わなかった」と
鷹野さんからクギをさされてしまう。
 「よかったね...私がやさしい人で。」とは,なんと恐ろしげな台詞だこと。
 
圭一が家に入る前に聞いたもう一つの足音とは?
 
この不可思議な行動が鷹野さん富竹殺しの犯人説もありえないことではないと思わせるのです。
 一体鷹野さんは何をやっていたんでしょう?そしてどこへ向かおうとしていたんでしょう?

 Tips
 ドラム缶の中で焼かれた死体....やはり鷹野さんじゃない?
 警察は北条鉄平が殺されると思って家の周辺で張り込んでいたらしい。

 翌日,遅刻をしながらも圭一が学校へ行くと,何故か昨夜圭一はみんなと一緒に祭りに行っていることになっている。
 
富竹とゲームをしたということは...「鬼隠し編」と同じ設定?
 詩音のさそいに乗っていたら「綿流し編」へ?

 もう一人の
圭一は境内に現れ,そして梨花と会ったのは祭具殿の前だという。
 
彼女達と会いそして別れた後,もう一人の圭一はどこかへ消えてしまったのか?
 それでは沙都子の叔父を殺した圭一は誰なのか?

 
沙都子は昨日祭りの途中で帰ってしまったという。
 そして,死んだはずの
北条鉄平は生きていて昨日も沙都子をいじめたという。
 
沙都子が泣きながら教室を出ていった後,魅音レナがひぐらし状態に。
「放っておきなさいよ。その内,解決しちゃうと思うしさ。」
「沙都子ちゃんが叔父さんがいるっていったらるんだから,いる。ちゃんと昨日もいたし今朝もいる。そうならそうで,いいんじゃないかな。」
 
北条鉄平は本当に殺されたのか,それとも生きているのか?生きているとしたら,あれは圭一の妄想だったのか?殺されているとしたら,生きているというのは沙都子の虚言なのか?

 
魅音レナに宝探しに連れて行かれそうになるが,病院へ行くと言ってそれを断る。
 
レナ達から見張られているような気がする圭一
 学校へ行きバッドの有無を確かめるが,そこにはバットはなかった。
 
ということは,圭一がバットを持ち出したことだけは間違いないということになりますね。
 
圭一が病院へ行くと,そこには監督が....彼が医者として出てくるのは初めてかな?
 
圭一は監督に「自分は祭りに行ってはいないのに祭りに行っていることになっている」という話をし,そして「自分が沙都子の叔父を殺した」ことも打ち明けてしまう。
 その話を聞いて「沙都子ちゃんを救ってくれてありがとう」と話す
監督
 しかし,
圭一監督がスタッフに紅茶に睡眠薬を混ぜるよう指示しているのを偶然に聞いてしまう。
 
監督圭一が多重人格であると疑っているらしい。
 
鷹野さんの焼死体が発見されたとの知らせが入りショックを受ける監督
 そして,それを聞いて自分の呪いで
鷹野さんが死んだのだと思う圭一
 恨みの言葉を吐きながら病院から逃走した
圭一は,死体の有無をを確かめるために死体を埋めた場所に戻る。
 穴を掘っていると,そこに大石達が現れる。しかし,いくら穴を掘っても死体は見つからなかった。
 やはりあの殺人は
圭一の妄想だったのか?
 
大石は何故圭一が死体を埋めた(と思った)場所がわかったのだろう?どうも彼の話しぶりを聞くと,そこには間違いなく鉄平の死体が埋まっているはずなのだが,どうして死体がなかったのだろう?

 Tips
 大石が車両照会をしたクルマとは?
鷹野さんのクルマなのか?
 恨み帳....
沙都子の?

 もうひとつの足音が悟史のものだと思う圭一
 改めて
沙都子の叔父を殺す決意を固めた圭一は,鉈を持って沙都子の家へ向かう。
 家の中に入ると,風呂場の中に茹だって気を失っている
沙都子の姿が。
 彼女は叔父から1万数えるまで風呂に入っているように言われたらしい。
 
これも沙都子の自作自演の狂言なのではないか?
 
沙都子を助け出した後逆上した圭一は鉈を振り回して暴れる。
 
圭一は鬼隠し編でも暴れてましたね。彼は逆上すると暴力的になる傾向があるんでしょうか?
 
沙都子を診療所に連れていくと,そこには警察が来ていた。
 どうやら
監督が睡眠薬で自殺をしてしまったらしく,そして大石も行方不明になってしまったらしい。
 
監督の自殺の理由か何か?....これも圭一の呪い?
 
沙都子を着替えをさせるために梨花の家へ向かうと,神社の前に腹を割かれた梨花の死体が。
 それを見た
沙都子から圭一は人殺しと呼ばれてしまう。
 
圭一の体を何か悪いものが乗っ取って悪事をさせたのだ,と怯える沙都子
 彼女は小さい頃祭具殿の屋根の上に登り,通気窓から中に入ってしまった話をする。
 そして通気窓から外に出るときに鉄製の鳥かごのようなものを落としてしまい,オヤシロさまのご神体の片腕を壊してしまったことも。
 しかし,このことを疑われ怒られたのは鍵の場所を知っていた
梨花だけ。
 それからオヤシロさまの祟りが始まった
 オヤシロさまが本当に祟りをなすときは本人をすぐには殺さず親しい人から順に殺し,みんな殺してから本人を殺すらしい。

 沙都子の手で橋から突き落とされてしまった圭一は,何とかロープを捕まりながら「俺が消えたら...笑ってくれ」と最後の言葉を残して落ちてしまう。

 Tips
 
梨花はオヤシロさまの生まれ変わり?

 橋から落ちた圭一は死んでいなかった。
 
沙都子はわざと安全な場所に突き落としたという可能性も...
 河原で意識を取り戻した
圭一が学校の前に行くと,自衛隊のトラックが....
 降ろしている荷物は死骸?
 6月21日から6月22日にかけての深夜雛見沢村で大規模な災害が発生。
 猛毒の火山性ガスが発生し,住民のほとんどは睡眠中で,災害に気付くことなく死亡。
 村中が全滅してしまったらしい。
 
圭一は唯一の生存者らしい。
 そういえば,圭一は「こんな狂った雛見沢なんか,死んじまえ!」とこの世界を否定していたような...
 
これもまた圭一の呪い?
 
圭一が意識を回復した河原にも毒ガスが充満していたらしいのに,何故圭一は助かったのだろう?
 
誰かが気絶した圭一を安全な場所に運び,そしてまた戻したのか?だとしたら何のため?
 この災害は自然災害なのか,それとも人為的なものなのか?
 
ガスは鬼ヶ淵池から湧き出たものらしい.....これが本当の祟りなのか?

 圭一は重度の精神障害となりながらも生き続けている。
 
沙都子は死亡が確認されず行方不明らしい。
 
まさか,この大惨事の犯人は沙都子....ってことはないよね。しかし,彼女が雛見沢に恨みを抱いていたことは間違いなさそうだし....

 平成15年,昭和58年11月28日に録音されていたという圭一のインタビュー・テープが発見される。
 テープを録音した記者は
圭一の呪いどおり水難で死ぬに,
 そして
圭一は11月30日に高熱を出して死亡。「また足音が聞こえる」と言って。

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