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『とらいあんぐるハート2』は1999年にJANIS/ivoryから発売されたゲーム(18禁)です。 『ゲーム記』をご覧になればおわかりのように,実は『とらいあんぐるハート3』の方を先にやってしまったのですが,これが予想以上に面白くて,そのハートウォーミングな世界にすっかり引き込まれてしまいました。となれば,当然それ以前の作品もやりたくなるのが人情というもので,機会があるごとに捜してはみたんですが,これがなかなか見つからなかったんですよね(ゲームの流れは速いですから(^^;)。 そんな折り,たまたま覗いたソフマップで新品を発見し,えねま的にはちょっとお高い値段ではあったけれど,ここで買わなければまたいつお目にかかるかわからないので,気合いを入れて買ってしまいました。 そして,これはそのリアルタイムなゲーム記です。 当然ながらネタばれ有りですので,これからやってみようとする方はそのつもりで読んでくださいね(^^;) |
我が家の新恋愛ゲーム専用機,Sony Vaio PCV-J12にインストール(標準インストールで約300MB)する。『3』に比べて容量が少ないのは,音声をCD-DAから再生するからです。インストールは問題なく終了。そのままではバグがあるというので,さっそくDLしてきたUpDaterでアップデートする。 そして,いよいよ開始。デフォルトのままでは画面が小さいのでフルサイズにする。 まず最初に登場するのが二村知佳ちゃん....う〜む,なかなか可愛い子ですね....しかもTシャツががおがおしてるし....(^^;)。そして次に登場するのが従姉妹で管理人の槙原愛ちゃんです....恋愛ゲーム王道の幼なじみキャラですかね?でも,年齢は20歳を超えていそうです。彼女は『3』にも獣医としてちょっとだけ出てますね。続いて猫娘の神内美緒が登場。最初から思いっきり嫌われます(:_;)。 しかし,キーボードが使えないのはちょっと困りものです。マウスのクリックだけだと手が疲れるんですよね(^^;)。それにぼんやりクリックしてたら選択肢で関係ない所クリックしちゃうし....(^^;)。 さてと,とりあえず,誰からお付き合いしていこうかな?う〜む,とりあえずは最初に登場した二村知佳ちゃんでいってみましょう。この子誰かに似ているな....っと思ったら某『痕』の四女に雰囲気が似ているんですよね。しかも「お兄ちゃん」だし(^^;)(^^;) とりあえず,まだ途中なんだけれど,やっていて「あ〜,とらハだよなぁ!」と幸せな気分になってしまいますね。この心に優しいムードは他のゲームと一線を画してます。まさに唯一無二の『とらハ・ワールド』がここにあります。
1回目は期日が来て「さようなら」というエンディングでした。これは普通のゲームでいうところのバッド・エンドなんでしょうね。でも,少しもバッドではなく,これが実になんとも爽やかで後味の良いエンディングなんです。これもまた「とらハ」の魅力の一つなんですよね。 う〜む,やはり,全員からマスター・キーを貰えるようじゃないといけないのかなぁ? というわけで,そのあたりを頭において第2回目を始めてみることにしましょう。 ふむふむ,やっぱり最終日までに全員からマスター・キーを貰うことが必須条件だったのですね。 さて,第2部に入るとさっそくさざなみ荘に新しい入居者が二人やってきます。一人が椎名ゆうひ(ジャケットの扱いからするとメイン・ヒロインなのか?『3』にもフィアッセの友人として出てましたね),そしてもう一人が岡本みなみ(ん〜,なんとなく『3』の晶に似てますね....って,こっちが先なんだけれど(^^;)です。 第3部は知佳ちゃん視点から始まるのですが,初っぱなから『いってきます-->>はってきます』『みなみちゃん-->>みなみとゃん』という誤字の連続にはちょっと腰が砕けてしまいました(^^;)。
妹の攻略が終わったら,次はやっぱり二村(姉)真雪でしょう(^^;)。 ふ〜む,攻略の相手を変えると,花見の様子も少し変わってくるんですね。このあたりの細かさはさすがという感じです。しかし,この人の場合は表面上になかなか変化が見られないので,上手くフラグが立っているのかどうか分かりづらいんですよね....(^^;)。 夏になってようやく一緒に映画を見に行ったりするようになるのですが,まだ全然ラヴラヴという感じじゃありません(^^;)。でも,良いコンビって感じにはなってきましたね。しかし姉さんでかいですねぇ(どこが?(^^;)。 真雪シナリオでもリスティは出て来るんですね。う〜む,ここからシナリオの分岐はできるのでしょうか? つ〜か,どうもリスティシナリオに入っちゃったみたいですね,こりゃぁ(^^;)。 というわけで,強制的に(^^;)リスティシナリオ開始。それにしても,このシナリオにおけるリスティは知佳シナリオ以上に難儀な子ですね。でも,それだけに心を開いて笑顔を浮かべたときの可愛さは倍増しちゃうんですが....。心を開くきっかけとなったのが,耕介の作った食べ物というのが,また良いんですよ。 しかし,確かリスティは知佳より年下なんですよね...ということは中*生?....しかも**前だし....(^^;)。う〜む,そんなことして良いのか?耕介君(^^;)。 ん〜,リスティシナリオも短いけれど良い出来でした。こういうハッピー・エンドは何度見ても良いですねぇ。リスティと知佳のライバル関係も実に微笑ましくて,思わず笑顔になっちゃいます。 ところで,リスティの妹(クローン)って,『3』に出てくる彼女ですよね。ちゃ〜んと立派に成長したんですね(^_^)。 それにしても,真雪シナリオに進めなかったのは何故なんでしょう?原因は良くわからないけれど,もしかしたら第1部からやり直してみる必要があるのかな?
というわけで,二村(姉)真雪のリヴェンジ。 調べてみたところ,やはり第1部でしっかりと好感度を上げておく必要があるみたいですね。というわけで,一生懸命頑張ってみたところ,どうやらきちんと好感度は上がった様子です。といっても,実際に2部に進んでみなければ分からないんですけれどね(^^;) で,実際に第2部に入ってみると....はぁ,なるほどストーリーが変わってきましたね。あらら,GW中にはもう告白なんかしちゃったりして....ずいぶんペースが速いですね。でも,普段姉御肌の人が恥じらったりわたわたする様子ってのは,なんだか萌えますねぇ(^_^) しかし,まさか**だっとは....でもちゃんと仕返しをするあたりは真雪さんらしいですけど(^^;)。 いやぁ,なかなか良いお話でした,真雪シナリオ。わりと人外のキャラクターが多い『とらハ』の中にあっては珍しく普通の(性格は別として)女性の姉妹愛と恋愛の物語でしたね。いやぁ〜,やっぱり良いですわ,二村姉さん。私はどうもこの手のキャラに弱いんですよねぇ(^^;)。 「あたしの描いたもので,あたしの読者ちゃんたちを笑わせたいし...」「...おんなじように,物語の出来事に一喜一憂したい」「...そんで,最後には笑っていたい...」という真雪の言葉は,そのまま『とらハ』というゲームのマニフェストなのではないでしょうか? それにしても,相変わらず文章上のミスが多いですね。当然ながら誤字もあるのですが,一番の吃驚は,ナニの最中に「真雪の耳が下がり,しっぽがぱたぱたとふられる」....って部分ですね。まったく,いつから真雪さんは猫になっちゃったんでしょう?....う〜,困ったもんです(^^;)。
メイン・ヒロインの一人(少なくともジャケットでは一番扱いが大きいぞ)椎名ゆうひシナリオ終了。 ううう,良い娘じゃのう。性格的にはだんとつ1位の娘です。いやぁ,一家に一人欲しい娘ですな。 ストーリーそのものは予想通りに展開する,まぁ正直言って大したものじゃないですが,場面場面が上手く作られているんで,ついつい引き込まれてしまうんですよね。それ以上に椎名ゆうひというキャラクターの魅力によってこのシナリオは成り立っているといっても過言ではないでしょう。こういう王道のラヴ・ストーリーもまた良いものですね(^_^)。 8月31日にゆうひが想いを打ち明けるシーンは漢のロマンですな。そして,その後の二人の初々しいリアクションと,それを見る住人達のリアクションは実になんともほのぼのしています。 3月31日,耕介とゆうひの二人の最後の食事場面を見守りながら交わされる知佳とみなみの台詞,そして,4月2日のゆうひの旅立ちの場面は切なくてほろりときてしまいますね。 エンディングもしみじみほのぼのしてて良いですね。いやもうなんだか涙出そうでしたよ。もちろんこれは悲しい涙ではなく,幸福感あふれる涙です。 とはいえ,このシナリオでも色々なミスを見つけることができちゃうんですよね(別に見つけようとしているわけではないんですが,あまりにも目立つんですよ(^^;)。 ゆうひシナリオではエンディング曲が歌入りなんですが,これがまたオープニング曲に匹敵するくらいにヘロヘロな歌で,またしても腰砕けです....でもまぁ,これはこれで良いのですけれどね....だって,「とらハ」なのだから....(^^;)
150cmのバスケ少女,岡本みなみのシナリオ終了。先にも書いたけれど,彼女は『とらハ3』の晶と『To Heart』の葵ちゃんを足して割ったような感じのキャラですよね。 このシナリオは一言で言って『熱血少女のスポ根物』です....とはいっても,バスケをしていない時のみなみちゃんは,とてもふにゃふにゃしているんですけどね.....しかも物凄い食欲の持ち主だし....(^^;)。 しかし,牛乳1リットルパックの一気のみは身体に良くないと思うぞ,みなみちゃん(^^;)。 ストーリー的には何か事件が起きるわけでもなく,どちらかといえば淡々と日常が過ぎていくという感じですが,これもまた『とらハの魅力』のひとつでもあるんです。 そういえば,初詣のシーンはこのシナリオが初めてでしたね....しかし,良いなぁ,この会話のノリ。こうゆうところを見ても,このゲームがいかにヒロイン以外のキャラクターを大事にしているかが良くわかりますよね。 ちなみに,このシナリオでは文章等大きなミスはありませんでした。良かった良かった。 |
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