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『君が望む永遠』で一世を風靡したアージュから今年(2003年)3月鳴り物入りで発売されたゲームですが,発売と同時に賛否両論の激しい嵐を巻き起こし,たとえば2ch辺りでは完全に『地雷』扱いでした。しかし,その一方で信頼のおける筋からは『傑作』であるという声も聞かれ,はたして実際はどうなのだろうかと興味津々だったのですが....しかし,買おうと思ったときにはもうどこにも売っていなかったのです。 それ以後何度か探索の旅に出かけたのですが,どうしても見つけることができず,半ば諦めモードに入っていたのですが,8月17日,初めて入ってみた横浜のヨドバシカメラ・ゲーム館にそれはありました。 これはそのリアルタイムなゲーム記であり,当然ながらネタばれ全開ですので,これからやってみようとする方はそのつもりで読んでくださいね(^^;)。 |
9月19日 |
我が家の恋愛ゲーム専用機,Sony Vaio PCV-J12にインストール。な,なんと標準で2299MB+セーブ・データですと!?いやぁ,凄いですねぇ,『Routes』の約2.5倍じゃないですか(^^;)。 で,やり直し...セーフモードがどうのこうのってなってたけれど,まぁなんとか今度は動いてるみたいです。しかし,しょっぱなからこれは不安だなぁ....(^^;)。 オープニングは純夏の思い出(日記)なのかな?いやもう幼なじみモード全開で,こりゃ萌えます。 22日の朝,突然隣りに女の子が寝ているのに吃驚。冥夜さまの登場です。 なかなか良い感じの曲ですが,それ以上に映像が良いですね。 通学途中で流れるBGMも「君が望む永遠」で使われたやつです。 学校でまず登場するのが委員長の榊千鶴さん。これで関西弁だったら完全に某東鳩の委員長さんだよな(^^;)。しかし,すごい三つ編みですねぇ...。おお,怒ると眼鏡が白くなるぞ! 主人公以外のキャラクターが会話をするとき,一方が後ろ向きになったりするのが斬新な感じがします。 翌23日通学途中に夕呼先生登場(思わず魎呼と読みそうになってしまった(^^;)。しかしクルマに跳ね飛ばされても平気とは,純夏って丈夫だなぁ...(^^;)。また,神出鬼没の月詠さんも謎の多い人ですね。 というところで,本日は終了。 |
9月20日 |
10/24 10/25 10/26 10/27 10/28 10/29 10/30 10/31 10月がようやく終了したところで本日は終了。 |
9月22日 |
11/1 11/2 11/3 11/4 11/7 11/8 11/9 11/10 11/26 11/27 11/28 11/29 11/30 12/7 12/10 12/15 12/16 12/19 12/20 12/21 12/22 12/23 月詠さんから冥夜が結婚する話を聞き,鷹嘴氏運転の60mリムジンに乗って御剣家に乗り込む武。しかし,御剣家の警備って,面堂家並みの凄さですねぇ(^^;)。 そして目出度く結ばれる二人。 というわけで,『冥夜エンド』終了。 |
9月24日 |
『純夏エンド』終了。 それにしても,やっぱり12/23の純夏の悲痛な叫びは何度聞いても胸が痛くなります。今回は選択肢無しで純夏を選んだのだけれど,選択肢がある場合(たとえば『冥夜エンド』)に純夏を選ばないと,自分自身がとてつもなく悪い人間になったような気がしませんか?(^^;) ところで,『鏡』という名字を聞いて,『高飛車な女王様』タイプの女の子を思い浮かべてしまうのは...私だけじゃないですよね(^^;)。 |
9月26日 |
『榊エンド』終了。 冥夜と純夏のお弁当攻めから脱走した武君は中庭で委員長(千鶴)の弁当を分けて貰う。これもまた恋愛ゲームではお約束イベントのひとつですね。 試合当日。慧が遅れてくるのは他のシナリオと同じだけれど,その後の展開が大きく異なってきます。 翌11/13も学校をサボる委員長。放課後駅で見つけた委員長の口から「一番嫌いな人は母親である」との言葉が。それにしても「誰にでも優しいってことは,本当は全部どうでもいいって思ってるからなんじゃないの」という委員長(千鶴)の台詞はキツイなぁ....これって,武君のみならずこの手のゲームの主人公のほとんどを否定するようなもんだものな(^^;)。 11/14,委員長を捜していた武は委員長の母親と出会い,彼女から委員長と母親にまつわる過去の話を聞かされる。 11/15早朝,委員長(千鶴)の母親から彼女が昨晩から家に帰っていないとの知らせを受ける。案の定委員長は学校へ来てません。 11/16,学校をサボって委員長(千鶴)とデート。 11/17,委員長(千鶴)とが無事に登校。 「ふつつかものですが,よろしくお願いします」という委員長(千鶴)の言葉が何とも良いですね。そういえば,「・・・って,言うな」というのも口癖の一つですね。これもSS等で常套句になってるんだろうな。 しかし,生徒指導室でしぼられたすぐ後なのに(不純異性交遊疑惑で停学の恐れさえあるのに(^^;)教室でキス...だけじゃなくてそんなことまでしちゃうとは....あ〜まったくもう,だから若い奴は....(^^;)。 また,このシナリオでは冥夜とは円満に別れを迎えるのも良いですね。ちゃんと送別会まで開いているし...それにしても冥夜の態度は漢だよなぁ....(^^;)。 そしてラスト...いやぁ,ほのぼのとして良いです。そ〜いや,一緒に初詣というのも王道的イベントのひとつですね(^_^)。 |
9月28日 |
『彩峰エンド』終了。 また,このシナリオでは慧とかつての恋人沙霧,そして武という男二人と女一人という三角関係状態になっているのが,複数の女の子と武という三角(四角?)関係だである他のシナリオと一番異なる点ですね。それにしても,中学生の頃に結婚を考えたお付き合いをしていたとは...慧ちゃんってなかなか早熟だったんですね(もっともプラトニックな関係だったみたいですけれど(^^;)。 そして委員長(千鶴)シナリオでは武を激励し決心をつけさせる役割が純夏だったのが,このシナリオでは冥夜が担当しています。最後まで気高くふるまっていた冥夜だけれど,公園で武が帰った後,きっと一人で泣いたんだろうな(:_;)。 この手のゲームにはヒロインを象徴する食べ物というものがしばしば登場しますが,『マブラヴ』においては,なんといっても慧と『焼きそばパン』ですね。何しろ,料理バトルで慧が作ったのも『究極の焼きそばパン』だったぐらいですから....いや,でもこれは喰ってみたい気もするな.... しかし,慧と武が結ばれるのが病院のベッドの上ってのがねぇ...しかも武君はその日交通事故にあってるんだよ.....あ〜まったくもう,だから若い奴は....(^^;)。 シナリオそのものはそんなに悪くはないと思うのですが,共通シナリオが多いせいか,先に委員長(千鶴)シナリオをやってしまうと,どうしても印象が薄く感じてしまうんですよね。 |
10月3日 |
『壬姫エンド』終了。 弓道部にいる時のたまは普段と違って凛々しいけれど,人に見られると緊張する極度のあがり症というやっかいな性質を持っているのです。しかし,後輩からも『たま先輩』と呼ばれてるとは....(^^;)。いや,それどころじゃなくて,実の父親からもたまって呼ばれているんですよね。たま本人はじぶんのことを『みき』って言ってるのですが.... 料理バトルの勝者となったたまが武を連れていったのは水族館ですが,これもこの手のゲームのデート・コースの定番のひとつですね。どうでもよいことなんですが,水族館にいるツィン・テールの女の子が何だか気になるんですよねぇ(^^;)。 チョコをもらいに(しかし,チョコぐらいで泣くなよなぁ,武君)たまの家に行くと,突然弓矢の攻撃が....すわ,レミィか....と思ったら翠子という少女でした。う〜む,髪型が某コアラ的少女を思い出させますね。 というわけで,たまはラクロスを抜けて(代理はもちろん尊人君)弓道の特訓とあがり症の克服にとりかかることになり,当然の如く武君もたまの特訓のお付き合いをすることになります。 それにしても,月詠さん所有のからくりお菊人形は怖いですねぇ(^^;)。あの委員長までもがびびりまくったというのに,何故かたまは平気な様子です。 二人っきりの特訓にトラブルが発生し,たまが一度武君の元を去るのもお約束ですが,もう一度二人っきりの特訓を再会するのもまたお約束です。でも,この普通さがたまシナリオの魅力でもあるんですよね。 それにしても,廊下でたまが武の服をギュッと掴む場面のCGは良いですなぁ....いやもう可愛い過ぎます!...それにしてもたまって本当に小さいのね(^^;)。いったい何cmくらいの設定なのかわからないけれど,完全に小学生サイズですよね(^^;)。 翠子との弓道試合の後,お互いの気持ちを打ちあけて結ばれる二人ですが....しかし,何でわざわざ学校の,それも神聖なる弓道場でやるかなぁ?(^^;)。 ところで,たまの尻尾は武が冗談で付けたのをそのまま付けているってことはわかったのですが,あの首の鈴は何で付けているんでしょう? シナリオとしては正直言って大したものではありませんが,このほんわかムードは実に私好みです。 |
10月4日 |
『まりもエンド』終了。 どうやら,これはバッドエンドのようなんですが,考えてみれば,『マブラヴ』には後味が悪くなるような悲惨なバッドエンドって無いんですよね。その他のエンディングである『日常エンド』2つについてもそれはいえます(もっとも,そのうちの一つは尊人とともに太平洋漂流しちゃうんですけれどね(^^;)。 というわけで,『エクストラ編』が終了したわけですが,共通シナリオが多い点を除けばとても楽しめる内容でした。少なくともアンチな人達が言うような地雷でもクソゲーでも無いと思います。これがクソゲーならば,世間にあるゲームの90%以上がクソゲーってことになってしまいますよ,いやほんとに。 画面エフェクトもサウンドもCGも間違いなく一級品だと思いますし,シナリオだって共通シナリオを除いては良い出来だと思います。 さて,次回から『アンリミテッド編』に入りますが,こちらはどういう出来なんでしょうね? |
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